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抗不安剤・抗うつ剤

ここでは、クリニックで処方される抗うつ剤がPMSにもたらすメリットとデメリットを詳しくまとめました。

抗不安剤・抗うつ剤の働きと特徴とは

抗不安剤・抗うつ剤は、死んでしまいたいほど沈んでしまった心を楽にするために開発され、心療内科や精神科で処方されます。PMSの中でも、重い精神的症状が現れる「PMDD(月経前気分障害)」と診断された方にだけ使われることが多いようです。

どんな症状に処方されるの?

PMSを改善するために、クリニックから抗うつ剤を処方されることがあります。

PMSの症状が重くなると、「ほんの少し気分が落ち込むだけ…」ではすまないこともあります。衝動が抑えられなくなったり、過食や拒食の症状が出てしまったりすると、生活に支障が出ることも。

精神的な症状が大きく現れるPMSは「PMDD(月経前気分障害)」と呼ばれます。ピルだけでは症状が緩和されず、PMDDと判断された場合は抗うつ剤や安定剤が処方されます。

抗不安剤・抗うつ剤にはどんな種類があるの?

一般的によく使われているのは、SSRI・SNRIと呼ばれる抗うつ剤です。

SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

  • パキシル/ジェイゾロフト/レクサプロ/ルボックス

不安や抑うつ状態を抱えているときは、セロトニンという神経伝達物質が不足していることが分かっています。そのため、セロトニンの量を増やす作用がある薬を処方します。

SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)

  • サインバルタ/イフェクサー/トレドミン

セロトニン・ノルアドレナリン両方の神経伝達物質を増やします。セロトニンを増やして不安や緊張を和らげるのはSSRIと変わりません。加えて、気力や意欲の低下がある場合はノルアドレナリンの量を増やすSNRIを飲むことで、症状が改善される可能性があります。

抗不安剤・抗うつ剤のメリット・デメリット

抗不安剤・抗うつ剤はクリニックでしか処方してもらえないお薬です。効果は高いものの、とくに飲み初めは副作用が強く出てしまうこともあります。抗うつ剤が気になっているなら、一度メリット・デメリットを比べてみてくださいね。

メリット デメリット
・コントロールできない精神的な症状を落ち使えることができる
・不安や不眠に関してはすぐに効果が現れることもある
・SNRIは慢性的な痛みにも効果が期待できる
・飲み慣れると副作用は小さくなっていく
・集中力の低下や眠気などの副作用があるので、仕事に支障が出る可能性がある
・飲み忘れやいきなりの断薬で離脱症候群になるおそれがある

【まとめ】PMSの方が注意しておきたいこと

生理前だけとはいえ、月一単位で抑うつ状態がやってくる状況下にさらされていると、自傷や自殺のリスクに繋がるおそれがあります。

PMDD(月経前気分障害)と診断された場合は、セロトニンの減少を抑えるSSRIを使った薬物治療が一般的です。PMDDの改善は自力では困難で、最低でも1年間は抗うつ剤を飲んで様子を見ることになります。

抗不安剤・抗うつ剤による治療は、他のPMS治療と比べるとハイリスクに見えるかもしれません。ですが、効果が実証されている薬で治していくハイリターンな治療でもあります。精神的に気分が落ち込んでしまう、イライラして自分がコントロールできないという方は、一度クリニックを受診してみてはいかがでしょうか。

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