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漢方薬

ここでは、漢方薬のPMSに良いメリットとデメリットを詳しくまとめました。

漢方薬の働きと特徴とは

漢方薬は、クリニックの処方と漢方薬局だけでなく、最近ではドラッグストアでも購入できて、身近な治療法になってきました。PMSの症状に良いとされる漢方薬もあります。婦人科系全般の悩みには効果は高いです。煎じてお茶として飲むものや錠剤もあります。

どんな症状の人に処方されるの?

漢方薬は、東洋医学のもと処方されるお薬です。西洋医学ではPMSの具体的な原因や完治法がはっきりと解明されていないため、漢方で治したいと考える方も多いです。漢方では、「気」「血」「水」の乱れがバランスを崩すと色々な症状が出てくるという考え方をします。体質や体調を根本的に改善するために、その人に合った配合の成分が処方されます。

漢方にはどんな種類があるの?

症状により処方が異なります。例えば、肩こりなどがひどい場合には、桂枝茯苓丸料という順気をよくするための成分を飲みます。めまいや頭痛には、当帰芍薬散料。むくみがあるときは、五苓散料。気分のイライラがひどいなら加味逍遙散料。といったように、これまでの長い歴史を持つ中国の漢方では症状を緩和していくベストなブレンドが決まっていて処方されます。飲み続けると数か月ほどで改善に向かいますが、効果の現れ方は個人差があります。

漢方薬のメリットとデメリット

西洋医学のお薬ほどではありませんが、体質に合わないと副作用が現れることがあります。ですので、ドラッグストアなどで自分だけで決めてしまうのは心配です。経験豊富な医師や漢方薬局の方とよく相談して選ぶ必要があります。

メリット デメリット
・体質に合った漢方薬が見つかれば優れた効果がある
・お茶や錠剤、細粒と飲み方が選べる
・クリニックや薬局に相談できる
・根本的な体質改善を期待できる
・飲むときに独特な苦みを感じる方もいる
・体質に合わなければ副作用があり逆効果になる
・毎日続けて飲み続けなければならない。
・効果が出るまでに時間がかかる人もいる
・費用がかかる

代表的な漢方薬一覧

こちらでは、PMSの辛い症状を緩和する漢方薬をご紹介します。漢方は体質や症状に合わせて処方されるものです。体に合わないと、まれに副作用が出たり、逆効果になってしまったりすることも。お悩みの症状に合わせてじっくり選んでくださいね。

加味逍遙散(かみしょうようさん)

冷え性気味で更年期の症状が現れた方におすすめ。特に、ホットフラッシュの緩和に用いられることが多いようです。血液の循環不順から生じる自律神経失調の乱れを整える働きがあります。血流が関係する頭痛、肩こり、冷えを解消してくれます。イライラにも作用する精神安定効果が期待でき、不眠で悩んでいる方にも処方されることがあります。

安中散(あんちゅうさん)

胃痛に処方される漢方薬です。PMSが引き金となった胃痛はもちろん、ストレスや便秘で引き起こされた胃痛にも効果があります。生理前に胃が痛くなってしまう、という方には、胃痛を改善する安中散がおすすめです。

核承気湯(とうかくじょうきとう)

血の巡りが滞っている状態を改善する漢方薬です。めまいや動悸といった身体的な不調を改善するほか、PMSによる精神不安にも処方されます。ではイライラや不安などの不安定な精神状態を落ち着けてくれるので、婦人科の悩み全般に用いられることが多い漢方です。

五苓散(ごれいさん)

五苓散は、体内の水分量を整える作用があり、PMSによるむくみを改善してくれます。むくみは頭痛を引き起こすこともあるため、むくみと頭痛の両方に悩まされている方に処方されることも。急性胃腸炎や二日酔いにも効果が期待できる、使いどころの多い漢方薬です。

大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)

便秘や下痢の解消に役立つ漢方薬です。下腹部に作用するので、生理中の下腹部痛にも効果があるようです。大黄牡丹皮湯に含まれている「桃仁(とうにん)」は体内の老廃物を排出し、ホルモンバランスを整えてくれる生薬。大黄牡丹皮湯は、PMSや生理不順に悩んでいる方にぴったりの漢方薬といえます。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)

リラックス作用があり、情緒不安定な心やイライラを解消してくれる漢方薬。生理前にイライラがおさまらないという方は多いと思いますが、お薬だけではなかなか改善しづらいのが精神面の変化です。生理前にイライラしそうだな、と思ったら半夏厚朴湯を飲んでリラックスするのもおすすめですよ。

温経湯(うんけいとう)

ホルモンバランスを整える作用を持つ漢方薬です。PMS時はホルモンバランスの変化によってイライラや腹痛・冷えなどが出てしまいますが、温経湯を飲んでホルモンバランスを整えることで、症状を全体的に和らげることができます。排卵障害に処方される漢方でもあり、女性特有の悩みに寄り添ってくれる漢方です。

桂枝茯苓丸量(けいしぶくりょうがんりょう)

桂枝茯苓丸量は美容のために使われることが多い漢方で、ニキビや肌荒れを防ぐ作用があります。それ以外にも生理痛や生理不順、更年期障害にも処方されます。効能が広い漢方薬なので、「毎月PMSに悩まされるけれどいつも症状が違う」と悩んでいる方におすすめです。

【まとめ】PMSの方が注意しておきたいこと

漢方薬は身近なようですが、実は体質に合わなければ副作用があることを知っておいてください。PMSで体が弱っている状態では、漢方では強すぎることもあります。自分に合った処方を探すことが大事です。漢方薬以外でも、もう少し体に優しいサプリメントという選択肢もあるので、自分自身の体調に合わせて選んでくださいね。

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