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PMSサプリに含まれる代表的な7つの成分と注意点

PMS サプリ

PMSに苦しんでいる人は、辛い症状から複数のサプリや薬を飲んでいる場合も多いのではないでしょうか。

サプリは基本的に食品なので大きな問題は起きにくいのですが、過剰摂取には注意すべき成分もあります。

また、医薬品を服用している場合、自己判断でサプリと併用することは基本NG。医師に相談してから摂取するようにしましょう。

ここではPMSサプリによく配合されている7種の成分と、飲み合わせなど注意点についての情報をまとめています。

1. チェストツリー(チェストベリー)

一般薬である、PMS治療薬「プレフェミン」にも配合されている成分。黄体ホルモン促進効果があると言われており、ホルモンバランスを整えてイライラなどを緩和する作用が期待できます。

注意点

胃腸障害、発疹、めまいなどの副作用がでる可能性があります。

また経口避妊薬(ピル)、抗精神病薬、パーキンソン病薬は飲み合わせに注意してください。

2. 大豆イソフラボン

イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と類似した構造をとっているため、エストロゲンが減少した時に起きる辛い症状が軽減するのではと考えられています。

注意点

特に重篤な副作用は報告されていませんが、臨床データも実は多くはありません。

サプリなどで摂取する追加摂取上限値は30ミリグラムまでとされていますから、これを超えないように注意してください。

特に妊婦や乳幼児などは、日常の食事から得られる大豆食品に追加してサプリメントを摂取する必要はありません。

3. 月見草油

月見草油に含まれる必須脂肪酸である「γ(ガンマ)-リノレン酸」がホルモンバランスを整え、PMSの症状を軽減させてくれると言われています。

注意点

抗凝固薬ワルファリンを服用している人は、月見草油の摂取で出血が助長される可能性があるため注意が必要です。[注1]

4. カルシウム

補酵素として働き、ホルモンを作るのに欠かせない成分で、情緒不安定を和らげてくれると言われています。

注意点

食品から摂取する場合は大きな副作用は見られませんが、サプリメントで取る場合は、過剰摂取によって高カルシウム血症になる可能性があります。またガス、腹部膨満、便秘など消化器系の副作用が出る場合もあります。

チアジド系利尿剤、ジギタリス(ジゴキシン)、テトラサイクリン系とキノロン系抗生物質、ビスホスフォネート類及びレボチロキシン系薬物との飲み合わせには注意が必要です。

5. シャクヤク

漢方製剤にも配合されている成分で、消炎・鎮痛作用があるとされています。

注意点

芍薬を含む漢方薬は、甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)、利尿薬との飲み合わせに対する注意喚起があり、アルドステロン症、心臓病や高血圧など循環器系に病気のある人は服用に際し医師への相談が必要となっています。

6. 桂皮(シナモン)

漢方薬でよく配合される成分で、鎮痛、整腸の効果があるとされています。

注意点

肝疾患を有する人が大量に摂取すると状態が悪化する可能性があります。[注2]

7. ビタミン類

PMSサプリに配合されることが多いのは、ビタミンB群と、ビタミンA、ビタミンEです。ビタミンは、体にとって有効な成分が上手に体で機能するためのサポート役です。不足することでPMSの症状が悪化しやすくなります。また体内で作れない成分なので、食べ物などから摂取する必要があります。

注意点

水溶性ビタミンは体から排出されやすいため、よほどの過剰摂取にならない限り特に問題はありません。ただ、ビタミンA、ビタミンEは脂溶性ビタミンなので尿と一緒に排出されません。過剰摂取に注意しましょう。過剰摂取すると肝機能障害、倦怠感などの症状が現れる可能性があります。

またビタミンAは、血液凝固防止薬・テトラサイクリン系抗生物質・角化症治療剤・エトレチナート(チガソン)・抗悪性腫瘍薬・トレチノイン(ベサノイド)との飲み合わせに注意。[注3]

ビタミンB6はパーキンソン病治療薬、ビタミンEは血液凝固防止薬(血栓防止薬)との飲み合わせに注意が必要です。[注3]

[注1]厚生労働省「統合医療」情報発信サイト:月見草油Evening Primrose Oil

[注2]厚生労働省「統合医療」情報発信サイト:シナモンCinnamon

[注3]一般法人愛知県薬剤師会:医薬品との併用に注意のいる健康食品

PMS緩和に摂取したい栄養成分