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味覚が変わる

ここでは、PMSによる味覚障害の原因について説明していきます。

なぜPMSで味覚が変わってしまうの?

妊娠すると味覚が変わってしまう、という話は聞いたことがあるかもしれません。実は、妊娠中だけではなく生理周期によっても味覚に変化が起こり、ひどいときには味覚障害になってしまうこともあるのです。

生理前の味覚

甘い食べ物が食べたくなり、食べる量も増えてしまうと言われています。

生理前はエストロゲンやプロゲステロンが多く分泌される時期。プロゲステロンが増えると知覚鈍麻作用が働いて味覚機能が低下します。

また、エストロゲンが増えると、甘みを感知する能力が下がってしまったことが、ラットを用いた実験で明らかになりました。※1

そのため、人間の女性もエストロゲンの影響で甘みを感じにくくなると言われています。

生理中の味覚

生理中は、生理前に比べて塩味を感じやすくなると言われています。※2

一方で、塩味はエネルギーや代謝と深い関係はないので、「味の変化は感じないのではないか」とする実験結果もあります。※3

生理後の味覚

生理後、とくに排卵前は甘味と酸味、どちらの感度も変化がありません。お腹がすいている時には味を良く感じ、お腹がいっぱいの時には味を感じにくくなるように、エネルギーを多く消費する体になると、味覚を感じやすくなると考えられています。

味覚障害にならないよう摂取したい栄養成分

味覚障害に効果がある成分は「亜鉛」が有名ですね。亜鉛は、味覚にどうかかわっているのでしょうか。

亜鉛

味覚障害の主な原因は、亜鉛不足と言われています。薬の影響や全身の病気、口腔の病気、過剰なストレスなどが原因となることもありますが、それらに心当たりがなければ、亜鉛不足が原因だと考えて良いでしょう。

味は、舌の表面にある味蕾(みらい)という細胞によって感じることができます。味蕾は新陳代謝が活発な器官で、約4週間という短いサイクルで生まれ変わります。その生まれ変わりにおいて、亜鉛が重要な役割を担っているのです。亜鉛が不足すると真っ先に影響を受けるのが味蕾。亜鉛が少ないと、味蕾が生まれ変わることができません。そうすると正常に味を感じられる味蕾の数が少なくなってしまい、味を感じにくくなってしまいます。

亜鉛は、すぐに消費されてしまうため、欠乏しやすい成分です。特に、大量のアルコールを摂取したとき、亜鉛の量が少ないファストフードやコンビニ弁当を摂りすぎたときに亜鉛が足りなくなってしまうといわれています。規則正しい生活を心がけ、亜鉛が多く含まれている牛肉やゴマ、カシューナッツなどを積極的に取り入れましょう。

参考にした文献・サイト一覧

PMS緩和に摂取したい栄養成分